Handheld_mic_img

宮地楽器の神田店に主要ハンドヘルドマイクが大集合!スタッフの直感をグラフにしてみました!

世界的大定番の「Shure/SM58-LCE」を基準(オール3)とし、全26本のハンドヘルドマイクをチェック!
スタッフ6人各々が付けた評価を平均したグラフを作ってみましたので、ご参考の一部にでもマイク選びの参考に是非ご覧ください。それぞれのコメントは各自のコメントの抜粋になります。

今回は、マイクプリに「Rupert Neve Designs/Portico 5024 Quad Mic Pre」という4chのモデルを使用し、常に1chには「Shure/SM58-LCE」を接続した状態で残りの3chに他のマイクを順次挿し替えながら、メーカーごとにチェックを行いました。結果の数字はあくまでも世界的大定番の「Shure/SM58-LCE」を基準(オール3)とし、それに比べて「どう思ったか」を直感的に数字にしております。例えばあるモデルの中域が2.5なら「Shure/SM58-LCEよりも中域がスッキリしている」という感じで捉えて下さい。なので「数値が低い=質が悪い」という訳ではありませんので予めご了承ください。

Audio Tecnica

ae4100
AE4100
高域 3.1
中域 2.8
低域 2.9
押出感 3.3
S/N 2.4

スタッフコメント
派手な音では無いが上が抜ける。
ae6100
AE6100
高域 4.0
中域 3.1
低域 3.1
押出感 3.7
S/N 2.7

スタッフコメント
指向性のバランスが良い。マイクから少し離れても音質があまり変わらない。
ae5400
AE5400
高域 3.7
中域 3.2
低域 3.4
押出感 3.9
S/N 2.7

スタッフコメント
少しの声量でも音抜けます。音太め。

AUDIX

OM5
OM5
高域 3.5
中域 2.8
低域 2.7
押出感 3.7
S/N 2.7

スタッフコメント
パンチ有る。押出感強め。ハウリングにも強いのでバンドマン受け良い。
OM6
OM6
高域 3.5
中域 3.1
低域 2.9
押出感 3.4
S/N 2.9

スタッフコメント
エッジよりも上のヌケが良い。押出感強め。
OM11
OM11
高域 3.7
中域 3.5
低域 3.4
押出感 3.7
S/N 3.0

スタッフコメント
安定感ある。押出感強め。AUDIXで悩むならコレ。

DPA

dfacto
D:facto
高域 4.0
中域 3.9
低域 3.3
押出感 3.7
S/N 3.6

スタッフコメント
確実に数ランク上の音。全帯域が前に来る感じ。

Lewitt

mtp250
MTP250
高域 3.6
中域 2.8
低域 3.3
押出感 3.3
S/N 3.1

スタッフコメント
音硬め。軽いドンシャリ。
MTP550
MTP550
高域 3.3
中域 2.9
低域 2.9
押出感 3.4
S/N 3.0

スタッフコメント
カラっとしてる。スッキリ音圧があるから、今っぽい。
MTP840
MTP840
高域 4.1
中域 2.9
低域 2.9
押出感 3.5
S/N 2.9

スタッフコメント
ミドルローが薄いが薄めの58みたい。立ち上がり早い。

ORB

cf3
CF-3
高域 3.6
中域 2.8
低域 2.9
押出感 3.8
S/N 2.7

スタッフコメント
明るい。ライブよりはRECで使えそう。58より少し鋭く解像度が高い。
cfa7f
CF-A7F
高域 3.8
中域 3.3
低域 3.4
押出感 4.0
S/N 3.1

スタッフコメント
高域がきつくならないのちゃんと聞こえる玄人好みの安定性。エロい。

Neumann

KSM104
KSM104
高域 3.4
中域 4.3
低域 3.9
押出感 3.9
S/N 3.3

スタッフコメント
他のメーカーのコンデンサーより騒がしくない。バランスがよい。音像の大きさはダントツの1位。

SE ELECTRONICS

V3
V3
高域 3.5
中域 2.9
低域 2.9
押出感 3.0
S/N 3.0

スタッフコメント
ちょっとエッジが強い。抜けが良いので楽器に合うと思う。
v7
V7
高域 3.6
中域 3.4
低域 3.4
押出感 3.3
S/N 3.2

スタッフコメント
定位感がしっかりしていて、バランスも悪くない。

SENNHEISER

e835
e835
高域 3.7
中域 2.9
低域 2.6
押出感 3.2
S/N 3.0

スタッフコメント
若干スッキリした印象。ハイが強いから女性にも合いそう。
e845
e845
高域 3.6
中域 3.0
低域 3.1
押出感 3.7
S/N 3.3

スタッフコメント
58に近いバランスのまま前に出てくる。
e935
e935
高域 4.1
中域 2.6
低域 3.0
押出感 3.9
S/N 3.1

スタッフコメント
e835よりもさらにハイが鋭く抜ける。オケの中で立ちそう。
e945
e945
高域 4.4
中域 3.2
低域 3.0
押出感 3.8
S/N 3.3

スタッフコメント
e935よりもさらにハイが鋭く抜ける。指向性がより鋭い。存在感が強い。

SHURE

sm58
SM58
高域 3.0
中域 3.0
低域 3.0
押出感 3.0
S/N 3.0

スタッフコメント
基準
sm57
SM57
高域 3.4
中域 2.9
低域 2.6
押出感 2.9
S/N 2.4

スタッフコメント
58より若干ハイとミッドの間くらいがシャリっとしている。こもりがちな声質はこっち。
beta58
Beta58
高域 3.6
中域 3.1
低域 2.9
押出感 3.4
S/N 3.0

スタッフコメント
ハイ抜けが良いので押出を感じる。入力感度が高い。一周回って好き。
beta57
Beta57
高域 3.7
中域 3.1
低域 3.1
押出感 3.4
S/N 2.9

スタッフコメント
ハイ抜けが良いので押出を感じる。SM57をより明るくした感じ。
ksm8
KSM8
高域 3.9
中域 4.0
低域 3.9
押出感 3.6
S/N 3.2

スタッフコメント
抜けがよく、どの帯域もバランスよく出ている解像度かなり高い。変なコンプ感が無い。

TELEFUNKEN

m80
M80
高域 3.7
中域 2.8
低域 3.0
押出感 3.7
S/N 2.5

スタッフコメント
キャラクターがSM58に似ているが音圧感がある。大音量の入力にも余裕がある感じ。
m81
M81
高域 3.2
中域 3.3
低域 3.3
押出感 3.3
S/N 2.8

スタッフコメント
M80より高域がなだらかかつ中低域が増える。明る楽器に合いそう。

まとめ

やはりNeumann、DPAなどの価格が高いモデルは、マイクとしてのレベルが2ランクくらい上なので数字が高いのは仕方ないですが、この数年で発売されたマイクは基本的に解像度が高く中低域がスッキリしているモデルが多いんだなという印象です。AUDIXの様な押し出し感が強いマイクはオケが激しめなバンドに向いているし、SENNHEISERの様に高域の抜けるマイクはヴォーカルを重視したオケに合います。さらに同じ高域が抜けるにもカラッとしたAudio-Technicaと、どことなく甘いORBの様にキャラクターがかなり違う事も多く、実際にどのモデルが自分に合うかは店頭などで試してみることを強くお薦めします。

ハンドヘルドマイクは以前に比べて選択肢がかなり増えてきたので、ギタリストが好きな歪エフェクターを探し続けるように、ボーカリストも自分の声をよりきちんと届けることが出来るマイクを探すのも面白いかと思います。そして、今回の企画がそのきっかけになればと思っています。今回ご紹介したモデルは全て店頭にデモ機があります。スケジュールにもよりますが、弊社2Fの「RECスタ」を使って、PAのノリやレコーディングをして聴き比べをすることも可能なので、お気軽にご相談ください。
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