MERGING Pyramix
MERGING PyramixというDAW

Pyramixという名を聞いて、PCMマルチトラック・レコーディング/エディット/ミキシングを連想される方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
Pyramixが最も誤解を受けている部分とも言えますが、Pyramixの代名詞とも言えるDSDレコーディングは、実は優秀なDigital Audio WorkstationであるPyramixの、ほんの一部を表しているに過ぎないのです。

Windowsベースで動作するPyramixが、DAWとして何が優秀なのか?
もしかしたら、それは様々な意見があるかもしれませんが、絶対的に言えることはサウンド・クオリティの高さである、ということが出来るでしょう!
そのクオリティは、PCMであるとかDSDであるとか、オーディオ・インターフェイスが何であるとか、そういった次元を超えたところで完成された、オーディオ・エンジンを含むPyramixの優秀さであると言えるのです。

それを証明する様に、ヨーロッパのクラシック・レコーディングではPyramixが多用されているのをご存知の方も多いと思います。
ロックやポップスにはToo Much???
いいえ!サウンド・クオリティの高さは何を置いても優先される「善」だと思いませんか???

従来ですと、そのサウンド・クオリティに魅了された方でも、Mykerinous DSPボードを含んだターンキー・システムが基本だったPyramixは、導入に際して敷居の高さがあったのは否めません。
しかし、現在はMacBook ProなどのBootcampでも動作が可能な、Pyramix Nativeがリリースされているなど、そのサウンド・クオリティを気軽に体験することが出来ます!
ここでは、そのシステム構成を簡単に解説いたしましょう!
Pyramix Native
Pyramixのサウンド・クオリティを、ソフトウェアのみで手に入することが可能なのがPyramix Nativeです。
Pyramix Nativeには、それぞれにバンドルされるオプション/トラック数に応じて、Broadcast Pack / Music Pack / Mastering Pack / Post Packがあり、Mastering PackではMERGING Horusと組み合わせることによって、8chのDSDレコーディングも可能です。
もちろん、サードパーティよりリリースされるプラグインを使ったPCMミキシングも可能です。

Pyramix Native Pack比較 >>

Pyramix Nativeは、ソフトウェアのみで動作することを前提に開発されていますが、汎用のASIOドライバー対応オーディオ・インターフェイス、Ravennaオーディオ・インターフェイスを使用することが出来ます。

Pyramix MassCore Option
Pyramixを最大限に活用するため、MERGINGが開発したテクノロジー、それがMassCore Optionとなります。
MassCore Optionは、Pyramix Virtual Studio Coreシステムに追加可能なオプションとなっており、Pyramix Native Mastering Packへの追加オプションとしても機能します。
このテクノロジーは、マルチコアが標準となったとも言える現状に即したもので、Core2Duo以上のCPU上で、CPUコアをPyramix専用にしてしまうというものです。
これによって、レイテンシーのほとんどない、安定した動作をすることが可能となり、48kHz時に256chのミックスバス/384chの同時ライヴ入出力/最大768 I/Oをもたらすことが可能となったのです。
さらに2014年4月リリースのPyramix 9からは、MassCore Optionも64bit対応を果たし、さらなる余裕をもたらすことに成功しました!

様々な組み合わせを、用途に応じてオプション構成が可能なPyramixですから、システム構築が難しいかもしれませんが、少しでもご興味がございましたら、デモ機のご用意がございますでお気軽にご相談下さい!
必ず、新たな次元を耳にすることが出来ると確信しています!

※Pyramix + MassCore Optionの組み合わせは、シビアなPC構築が必要となりますので、専用PCシャーシでの導入が前提となります。

革新的な3Dサラウンド・パンナー搭載、DSD256トラック・アカウント強化がなされたPyramix 10登場!




¬3D WORKFLOWS

Pyramix 10は、あらゆるスピーカー・レイアウト・アウトプットにネイティヴ・ミキシング対応を果たした、世界初のDAWです。
単なるモノラル・アウトプットから、NHKフォーマットの22.2を超えるような大規模なフォーマットまで、いかなるプラグインも必要とせずにミキシングを可能としたのです。


¬CREATE BUSSES OF ANY SIZE !

Pyramix 10は、あなたが考えつくようなあらゆるスピーカー・レイアウトが構築可能なのはもちろん、メジャーなサラウンド・フォーマットを標準でプリセットしています。
もちろん、それらのプリセットを元に自在なレイアウトを作成出来る、カスタム・コンフィギュレーション・ツールも備えており、いかなるフォーマットにも準備しておくことが可能なのです。

3D Workflows Support例
・Auro 3D(9.1、11.1、13.1)
・Dolby Atmos(Object & 9.1 Channel Bus Routing)
・DTS Neo:X
・NHK 22.2


¬CONTROL THEM ALL WITH THE NEW PANNER

Pyramix 10では、あなたが作成したアウトプット・バスが決定されると、新たなStrip Pannerを使用した3D空間の自在なパンニングを可能とします。
それぞれのバスのアウトプットを、X/Y/Zへのポジショナル情報で送り込めば、一度にお好きな数のバスをパンニングすることが出来るのです。


¬COMPREHENSIVE MONITORING WITH THE NEW MONITOR

Pyramix 10のモニタリング・セクションは、巨大なバス・アウトプットをコントロールするのに強力な機能を持っているだけではありません。
現在モニタリングしているフォーマット以外のあらゆるフォーマットへ、ダウンミックスすることも可能なのです。
さらにフェイズ/ミュート/ソロを含むコントロールは、3Dミキシングをするのに最適な機能を備えていると言えるでしょう。


¬VIDEO IN TIMELINE

Pyramix 10では、VCubeで使用されている進化したビデオ・エンジンを搭載しました!

IMPORT SINGLE CLIP OR COMPOSITION

新たなPyramix 10では、AAF/OMF/CMX EDL/FCP7 XML(★)等をマルチレイヤーを保ったまま、タイムラインにインポートすることが可能です。
もちろん、メディア・マネージャーからビデオ・クリップをドラッグ&ドロップすることも可能ですし、ビデオ・プレヴュー・ウィンドウも新しくなりました。


¬TIMECODE GEARBOXING(REAL TIME TELECINE)

Pyramixのタイムラインと異なるフレームレートのビデオを読込む際、どうしたら良いでしょうか?
Pyramix 10ではその心配は無用です。
MERGINGのビデオ・エンジンは、必要とあらばビデオのタイムコード情報を破棄したり追加したり出来る、リアルタイムでのテレシネ機能を持っており、Pyramixのプレイバックに滑らかに追従したビデオ再生を実現します。


¬MULTIPLE VIDEO TRACK(★)

Pyramix 10では、複数のビデオ・トラックをタイムラインにインポート可能な他、それらをサミングしたりレイヤー形式での再生を行ったりすることが可能です。

★Pyramix 10 Native Pro以上が必要


¬DSD TRACK ACOUNT

Pyramix 10では、従来分かりにくかったソフトウェア・パッケージを整理し、合計6種類のパッケージに統合されました。 DSD/DXDレコーディング/プレイバックが可能なのは、この内Pyramix 10 Native Pro以上のパッケージとなっていますが、従来は8trまでだったPyramix Nativeも16trまでのトラック・アカウントに強化されています。
さらに、MassCoreの拡張版であるPyramix 10 MassCore EXTであれば、最大64trのDSD256/DXDレコーディング/プレイバックが可能です!


より分かりやすく整理されたPyramix 10パッケージのご紹介


Pyramix Essentials

Pyramixの高音質と使い勝手をローコストで手に入れることが可能なのがPyramix Essentialsです。
ベーシックな機能に絞られたPyramix Essentialsは、テクニカル・エディターやマスタリング・ステーション、フィールド・レコーディング等を含む、小規模なレコーディング/エディティング/ミキシングに最適なツールです。


Pyramix Native Standard

Pyramixはアコースティック・サウンドを主とするサウンド・エンジニアから絶大なる信頼を得ているワークステーションです。
Pyramix Nativeは、アコースティック・ミュージック・プロダクション、ラジオ・プロダクションやマスタリング・スタジオに必要な、キャプチャ/エディット/ミックス/マスタリング・ツールを最適な環境で提供します。


Pyramix Native Pro

あなたがPyramix Native STDよりもさらに多くのパワー、より多くのトラック・アカウント、高いサンプリング・レートでのレコーディングをお望みなら、Pyramix Native Proをチョイスしましょう。
Pyramix Native Proは、ミュージック/マスタリング・プロダクションやラジオ/TV/映画を含めたポスト・プロダクションに、16trまでの384kHzサンプル・レートPCM、11.2MHz DSD256/DXDレコーディング/プレイバックをもたらせます。


Pyramix MassCore Standard

ミュージック・レコーディングの現場等でレイテンシーが気になってしまうのであれば、MERGINGのDSPテクノロジーを駆使したPyramix MassCoreが最適な回答となるでしょう。
Pyramix MassCore Standardは、ベーシックな機能に限定しながらも、MassCoreのパワーによる低レイテンシーとRavenna Audio over IPをサポートします。


Pyramix MassCore Pro

あなたがプロフェッショナルなミュージック/ポスト・クリエイターであるならば、Pyramix MassCore Proはそのために存在していると言えるでしょう。
Pyramix MassCore Proは、MassCoreのパワーによる低レイテンシーとより多くのサウンド・ツールを備えているだけでなく、真の拡張3Dアプリケーションです。
過去にどんなDAWも実現し得なかった、128スピーカー・アウトプットにいかなるバスをも柔軟にアサインすることが可能なのです。


Pyramix MassCore Extended

Pyramix MassCore Proでもトラック・アカウントの足りない方、より多くのI/Oを接続したい方もいらっしゃるでしょう。
そんなあなたのためにはPyramix MassCore Extendedが最適です。
Pyramix MassCore Extendedは、マルチコアMassCoreエンジンを搭載し、実にPyramix MassCore Proの3倍、DSD256 x 64trを実現する驚愕のパワーを持っています。
文字通りPyramix MassCore Extendedが世界最強のDAWという事が出来るでしょう。

Pyramix Package構成表



現在のPyramixシステムを構成する上で、Ravennaオーディオ・インターフェイスである「Horus」「Hapi」を考慮に入れない訳にはいかないでしょう!
Horus / Hapiは、2013年、正式にAES67として策定されたRavennaオーディオ・インターフェイスの旗手として、次世代のネットワーク・オーディオの自在な接続/ルーティングを稀なるサウンド・クオリティとともに実現し、特にPyramix上で使用する場合には、別次元の世界を描き出す11.2896MHzのDSD256レコーディングにも対応しました!
2014年には、従来のRavenna ASIOドライバーのみならず、Mac OS上でも動作するRavenna CoreAudioドライバー(PCM 44.1〜192kHzのみ)もリリースされ、PyramixのI/Oとしてだけでなく、様々なDAW上でHorus / Hapiのサウンド・クオリティを享受することも出来る様になり、幅広い用途に使用出来る様になっています。
なによりも、従来のADAコンバーター、オーディオ・インターフェイスを凌駕するそのサウンド・クオリティを、皆様自身でご体験頂くためにデモ機をご用意させていただきました。
お気軽にお問い合わせ下さい!

MERGING Horus
Ravenna Audio-over-IPの柔軟なネットワーク接続と、世界最高峰のサウンド・クオリティ、そして単体で膨大なチャンネル数をもたらすMERGING Horusは、MERGINGの最高峰ADC/DAC/インターフェイスであるというだけでなく、現存するADC/DAC/インターフェイスの中でも最高峰に君臨すると言えるでしょう!
標準で24ch AES/EBU、64ch MADI入出力、WC / TC / GenLock入出力を搭載するHorusは、拡張スロットを6スロット持ち、8ch ADC/DAC等のオプション・カードを必要に応じて搭載可能です。(最大48ch)
ADCオプションは、Horus本体でのマイク/ライン入力の切替、ファンタムON/OFFが可能な他、ADC/DAC共にDSD/DXDに対応したカード・オプションをチョイスすることも可能となっています。
Mac /Win対応となった現在、膨大なチャンネル数が必須で、なおかつ最高品質を確保するには、柔軟性とあわせてまさに最適なチョイスとなるでしょう!
MERGING Hapi
Horus Quality Hapi Sizeの合い言葉を元にリリースされた、MERGINGの新たなインターフェイスHapiは、太陽神RAの息子、Horusの息子の名前を元に命名されており、まさにその名の通りの構成となっています。
Horusで実現されたクオリティを維持しながら、少ない入出力チャンネル数に抑えたことにより、驚くべきコストパフォーマンスと1Uラックマウントというコンパクト・サイズを実現しているのです!
その構成は8ch AES/EBU、WC / TC / MTC / GenLock入出力の他、拡張スロットを2スロット備えており、Horusと同じ8ch ADC/DACオプション・カードおよび、MADIオプション・カードをインストールすることが可能です。
Horusほどの入出力は必要ないが、クオリティには妥協したくないというニーズに合致するHapiは、現代の音楽制作に最もマッチしたADC/DAC/インターフェイスだということが出来るでしょう!
Ravennaインターフェイスとは?
AES67として策定されたRavennaとは、Audio-over-IPのプロトコルを使用したデジタル・オーディオの伝送規格となります。
Audio-over-IPとしては、Cbra NetやRed Netなどがありますが、Ravennaを含め、安価で構築のしやすいEthernetによるネットワーク構成を行うのが特徴です。
しかしながら、Ethernetによる伝送となるため、伝送が途切れた場合の復帰に時間がかかるなど、一部問題があったものを、最大限の精度で伝送可能とした規格ということが出来ます。

2014 NAB Show Report!Day3:RAVENNA >>

Horus単体でも充分なI/O数を誇っていますが、Audio-over-IPに対応したRavennaのネットワーク構築は、Ethernet Hubを使用した拡張が可能となっており、自在なルーティングとあわせて、柔軟な運用を可能にしつつ、安定性を重視した規格と言うことになるでしょう。



MERGING HORUS / Hapi Base Unit & I/O Option Cards


HORUS

Digital I/O
・64 MADI I/O(Coaxial & Optical)
・24 AES/EBU I/O(Dsub x 3)
・Ravenna / AES67(RJ45)
・Word Clock I/O(BNC)

Synchronization I/O(Dsub)
・LTC
・MTC
・Video Reference

Sample Rate Support(★)
・44.1〜384 kHz PCM
・DXD & DSD64/128/256

LANによるブラウザ・コントロール
タッチパネルLCDによるダイレクトアクセス


Hapi

Digital I/O
・8 AES/EBU I/O(Dsub)
・8 ADAT / 2 SPDIF(Switching)
・Ravenna / AES67(RJ45)
・Word Clock I/O(BNC)

Synchronization I/O(Dsub)
・LTC
・MTC
・Video Reference

Sample Rate Support(★)
・44.1〜384 kHz PCM
・DXD & DSD64/128/256

LANによるブラウザ・コントロール
ロータリー・コントロールによるダイレクトアクセス

★搭載するI/Oオプションカードによります


I/O Option Cards


¬AD8D / AD8DP

ブラウザもしくは、本体からのリモートが可能な、ワールドクラス・クオリティ・マイク/ライン・インプットを持つADカードです。
AD8DはPCM 192kHzまで、AD8DPはDXD/DSD256までサポートしています。

・スイスデザインの8チャンネル・マイクプリアンプ
・インプットからの8チャンネル・ディスクリート・ダイレクトアウト
・チャンネル毎のラインレベル・コントロール
・チャンネル毎のファンタム電源/フェイズ/ローカット
・120dB以上のダイナミックレンジ


¬DA8 / DA8P

世界最高レベルの静けさのライン・アウトプットを持つDAカードです。
DA8はPCM 192kHzまで、DA8PはDXD/DSD256までサポートしています。

・ポップノイズをシャットアウトする、オートミュート・サーキットを搭載
・ディップスイッチによる、オペレーション・レベル変更に対応
・127dB以上のダイナミックレンジ


¬ADA8

1枚のモジュールでAD8D / DA8の機能を併せ持つ、8チャンネル・マイク/ライン・インプット/アウトプット・カードです。
PCM 192kHzまでの対応となりますが、HORUSの全てのスロットにインストールすれば、1台で48 I/O(マイクプリ付き)を実現出来ます。

・スイスデザインの8チャンネル・マイクプリアンプ
・チャンネル毎のラインレベル・コントロール
・チャンネル毎のファンタム電源/フェイズ/ローカット
・120dB以上のダイナミックレンジ
・ポップノイズをシャットアウトする、オートミュート・サーキットを搭載
・ディップスイッチによる、オペレーション・レベル変更に対応
・123dB以上のダイナミックレンジ


¬MADM / MADS

HORUS / HapiにMADI I/Oを追加するオプション・モジュールです。
マルチモードのMADM、シングルモードのMADSをサポートしています。
HORUSに追加すれば最大128chのMADI I/Oとなり、HapiにMADI I/Oを追加することが出来ます。


¬PT64 Card for Pro Tools HDX

PT64 Cardは、Pro Tools HD/HDXユーザーに、世界最高を誇るHORUS / HapiのAD/DA/MicPreと、柔軟なRavennaネットワーク環境をもたらせます。
HDX CoreのPort 1/2それぞれとPT64カードをダイレクトに接続することにより、Ravennaネットワーク上のストリームを64ch分、Pro Tools HDXに流し込めます。

・カード1枚でPro Tools HDXと64ch分の接続を確保
・HORUS / Hapiのオプション・スロットに2枚まで搭載可能(最大128ch)
・Avidインターフェイスにシグナル・ディレイを合致させるエミュレート・モード搭載
・44.1kHz〜192kHzサンプルレート・サポート

DSD/DXDとは?

Pyramixが優秀なDigital Audio Workstationであるということは既に解説させていただきましたが、マルチトラックPCMレコーディング/プロセッシング/ミキシングなどの他に、DSDレコーディングやDXDミキシングもPyramixの一部であることは間違いありません。
それでは、DSD/DXDとはいったいなんなのか?
ここではDSD/DXDに関して簡単に解説させていただきます。

DSD Direct Stream Digital

現状でDAWといわれているワークステーションでは、ほぼすべてがPCMによるデジタル・オーディオを処理する形になっているのは皆さんご存知だと思います。
1秒間をどのくらいの細かさで、どのくらいのダイナミックレンジで記録するか(サンプリング=標本化するか)によって、デジタル・オーディオのフォーマットが決まってくるのもよく知られていますし、実際の波形を拡大していくと、その仕組みもなんとなく分かった様に感じられるでしょう。
しかし、16bit/44.1kHzなどと表記されるこれらのPCM音源は、実際のAD/DA変換時に低ビットでの高速標本化によって行われることがほとんどとなっています。
詳しい解説は割愛いたしますが、いわゆる64倍/128倍オーバー・サンプリングと言われるものがそれになり、16bit/44.1kHzの場合、1bit/44.1kHzの64倍=2.8224MHzという、高速なサンプリング周波数で標本化を行い、デジタル・フィルターを通してから1/64にデータを間引くことによって16bitというダイナミックレンジと44.1kHzという周波数特性を得ています。
DSDとは、まさにここでいう1bit/2.8224MHzのデータのことを指しており、テクニカルなことに関して特に新しいということではありません。
現在では、さらに高速なサンプリング周波数を用いた5.6448MHz等が標準化しており、オーバー・サンプリングの倍数を用いてDSD64/DSD128と呼んでいます。
さらにMERGING Horus/Hapiでは、DSD256と言われる11.2896MHzのデータを扱える様になっており、現状ではDSDとして最高のクオリティを持っていると言えるでしょう!

ここまでの解説で、実際のデータ量としてはDSD64 = 44.1kHz、DSD128 = 88.2kHz、DSD256 = 176.4kHzと同等だということに気が付かれるかと思いますが、サンプリング=標本化の方法やデータの特性から、そのサウンドは全く異なるものであるということも出来ます。
そのピュアなサウンドは、多くの愛好者を生んでいるとも言えますし、DSDの特性から同等のPCMよりもデータ量が少なくなるという利点もあります。

では、新たな再生装置=プレイヤーが必要となるコンシューマーはともかく、なぜ音楽制作の現場でDSDが一般的に使われることが少ないのでしょうか?
それは、1bit(0と1の並びのみ)データとなっているDSDの特性から、DAW内でマルチトラックのミキシングが出来ないからに他ありません。(0と0、1と1のならびになった時に、データが打ち消し合って音が消えてしまいます)
DSDのミキシングを行うには、オーディオ・インターフェイスからアナログ・パラアウトで出力されたDSDトラックを、アナログ・ミキサーでミキシングするくらいしか方法がないのです。
それを解決してDAW内でミックスする方法が、DXDフォーマットということになるのです。

DXD Digital eXtreme Definition

DSDの項でも解説した様に、1bitデータであることによるピュアなサウンドと引き換えに、マルチトラック・ミキシング/プロセッシング/フェードなど、柔軟な取扱いが出来ないDSDデータを、PCMの様に扱うことが出来る様にしたフォーマットがDXDとなります。
DXDフォーマットは24bit/352.8kHzという、現状のPCMよりも高いレートでの標本化をしているのが特徴と言えますが、これはDSDの基本となる44.1kHzの8倍のデータ量となり、1bit DSDデータをオンザフライでPCMデータへ変換しつつ、ミックスの完了したデータを最終的にDSDへと変換するのが基本となります。
オーバーダビングの際は、DXDフォーマットとなったセッションに、24bit/352.8kHzでレコーディングを行うことによって、対応するということですね。
DSDデータを変換してしまうのか?という疑問も生まれますが、ここで重要なのは、ファイル・ベースでDSD-PCM変換をするのではなく、Pyramix内でリアルタイムでのオンザフライ処理が行われていることです。
DXDプロジェクトの際にオーバーダビングされたデータ自体はPCMが基本とはなりますが、
DXDとDSDのデータ量自体は同じとなるため、ロスの少ない形で柔軟性を持たせることが出来ると言う利点もあるのです。

実際のサウンドに違いについては、皆様の耳でご判断頂くしかないのですが、PCMとは明らかに違う世界を体験してみてはいかがでしょうか?
価格表

Pyramix Software Pack 税込定価
Pyramix Native Essential ¥112,320
Pyramix Native Standard ¥238,680
Pyramix Native Pro ¥509,760
Pyramix MassCore Standard ¥441,720
Pyramix MassCore Pro ¥679,320
Pyramix MassCore Extended ¥815,400
Pyramix License Dongle & Installation Pack ¥27,000
Ravenna Audio Interface & Option 税込定価
Horus Base Unit ¥1,123,200
Horus Retandant Unit ¥82,080
Hapi Base Unit ¥514,080
Hapi Retandant Unit ¥28,080
Horus/Hapi 8ch ADC Card PCM w/Direct Out ¥304,560
Horus/Hapi 8ch ADC Card PCM/DSD/DXD w/Direct Out ¥439,560
Horus/Hapi 8ch DAC Card PCM ¥207,360
Horus/Hapi 8ch DAC Card PCM/DSD/DXD ¥304,560
Horus/Hapi 8ch ADC/DAC Card PCM ¥439,560
Horus/Hapi PT64 Pro Tools HDX Card ¥124,200
MassCore NIC Adapter ¥58,320
Horus/Hapi DB15 Sync Cable ¥19,440
Pyramix Software Option & Plug-Ins 税込定価
Pyramix GPIO Option ¥51,840
Pyramix Reverb Plugin Option ¥75,600
C10 Limiter/D10 Limiter/C10 Limiter DSD Plugin Option ¥102,600
EQPRI-G3/G4/EQNotch-G3/G4 Plugin Option ¥28,080
Tone-Param/T-P-SF2/Tone Shelf/T-S-SF2/Tone-4 Plugin Option ¥51,840
Blue & Red Compressor/DeComp/M Comp/M-DeComp Plugin Option ¥28,080
C-Limiter ¥28,080
Stereoman/MonoSwitcher ¥28,080
Chrus Pack + MultiTap + MultiTap LFO ¥37,800
Striptool V1/V2 & V3 ¥37,800
Measure Pack(VU Meter + Oscillo + Spectrum Analyser) ¥85,320
Pyramix Mono to Stereo Plugin Option ¥112,320
Pyramix AC3 Encoder Option ¥115,560
Pyramix Dolby ProLogic II Option ¥131,760
Pyramix Dolby E Decoder Option ¥357,480
Pyramix Dolby E Encoder Option ¥357,480
Pyramix Dolby E Encode/Decode Option ¥535,680
VB Full Pack ¥272,160
Pyramix Flux Limiter Plugin Option ¥34,560
Pyramix Flux Alchemist VST Plugin Option ¥119,880
Pyramix Flux Pure Pack Plugin Option ¥85,320
Pyramix Flux Mastering Pack Plugin Option ¥119,880
Pyramix Flux Full Pack Plugin Option ¥221,400
Pyramix Flux Dynamics Pack Plugin Option ¥170,640
Pyramix Flux Parametric EQ VST Plugin Option ¥51,840
Pyramix Flux Syra V3 Dynamics Plugin Option ¥22,680
Algorithmix DeNoiser ¥238,680
Algorithmix DeScratcher ¥238,680
Algorithmix DeNoiser/DeScratcher ¥382,320
Algorithmix reNovator Noise Reduction ¥390,960
Pyramix CEDAR Security Dongle ¥28,080
Pyramix CEDAR Auto DeClick & Decrackle ¥570,240
Pyramix CEDAR Auto DeHis ¥423,360
Pyramix CEDAR Auto DeThum ¥294,840
Pyramix CEDAR Auto ReTouch ¥570,240
VCube Essential ¥99,360
AMR ¥18,360
DSD Multitrackレコーディングを体感!Pyramix MassCore DSD 16tr Test Drive!



PCM/DSDを問わない、そのサウンド・クオリティで抜きん出た存在感を示すMERGING Pyramix
中でも、最大の魅力はMassCore Optionを追加することによる、最大48trまでのDSDマルチトラック・レコーディングが可能なことでしょう!
Miyaji Professional Divisionでは、そのサウンドを体感して頂くため、Pyramix MassCore256システムが安定動作する専用PCと、DSD/DXDに対応した16ch AD/DAを搭載したオーディオ・インターフェイスHORUSを用意。
皆様のプロジェクトで試して頂く事が可能なレンタル・システムを開始しました!
1プロジェクト、最大7日間思う存分ご使用頂いて、レンタル料金は¥50,000(税別)とリーズナブルな価格でご提供いたします。
さらに、レンタル後にPyramixシステムを導入頂く際は、レンタル料金を頭金として充当いたします!
DSDが描き出す別次元のサウンドで、あなたの大切なプロジェクトを記録してみませんか?

お問合せはお電話03-3255-3332、もしくはお問合せフォームからお気軽にどうぞ!
担当:梓澤/深澤

お問合せフォーム >>
https://www.miyajimusic.com/proaudio/form/Inq_Shop.php



MERGING Pyramix MassCore256レンタル・システム概要
お貸出させて頂くシステムは以下の内容となります。
・MERGING Pyramix MassCore256 専用PC(PCモニター、キーボード、マウス付属)
・MERGING HORUS PCM/DSD/DXD AD、PCM/DSD/DXD DA(合計16 In/Out InputはDirect Out搭載)
・Dsubケーブル x 4本
・SSL Sigmaもしくはそれに準じたミキサー(ご希望がございましたら)

Pyramix PCにはワークドライヴとして、1TB HDDが付属しますが、プロジェクトはお客様のドライヴにバックアップして下さい。

弊社がシステムをお届け可能な東京近郊の方とさせて頂きます。

後日Pyramixシステムを導入頂く際は、レンタル料金を頭金として充当させて頂きますが、充当させて頂くのは初回レンタル分のみとなります。

詳しくは、担当:梓澤(アヅサワ)/深澤(フカサワ)までお気軽にお問い合わせ下さい。


Pyramix MassCore Optionとは?
PCのみで動作するPyramix Native Mastering Optionがリリースされた事により、HORUS/Hapiをインターフェイスとした8trまでのDSDマルチトラック・レコーディングが可能となりましたが、ワンポイント・ステレオ等が主流となるDSDクラシック・レコーディングではともかく、現代のメインストリーム・ミュージックをDSDレコーディングするにはトラック数が足りないのが現状でしょう。
そのPyramix Nativeシステムを、より強力に柔軟なDAWへとステップアップさせるオプションがMassCore Optionとなるのです。

MassCore Optionとは、最大で48tr/11.289MHzのDSDマルチトラック・レコーディングを実現する、ソフトウェア・オプションとなります。
これはCore 2 Duo以上のマルチコアを持つCPUコアの一部をPyramix専用に確保し、安定確実な動作と、レイテンシーの少ない環境を実現するものです。
CPUコアをPyramix専用にする、というシステムの特殊性から、専用PCのみでのサポートとなりますが、その分、48trというDSDマルチトラック・レコーディングや、PCMでの膨大なトラック数を実現可能なのです。

しかしながら、In/Outが対になっている必要のあるDSDプロジェクトでは内部ミックスが不可能なため、モニタリングやミキシングにアナログ・ミキサーが必要となります。
ご希望の方にはSSL Sigma等をお貸出させて頂きますが、HORUSのDAアウトやダイレクトアウトをうまく使ってPro Toolsをミキサー代わりに使用する事も可能でしょう。

お問合せフォーム >>
https://www.miyajimusic.com/proaudio/form/Inq_Shop.php