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    最前線のクリエイターとともに、最新IEMを徹底解剖!Vol.2

    最前線のクリエイターとともに、最新IEMを徹底解剖!Vol.2

    昨今、IEMは数多くのメーカーから販売されています。そんなIEMが「リスニング用途だけではなく、クリエイターの制作時のモニターとして”使える”のか」を迫る本企画。前回の記事にあたる第1弾では、非常に多くの反響をいただきました!
    前回からあっという間に一年以上の月日が経ち、廃番になった機種も多いので現行の最新ラインナップで今一度やってみようということで、第2弾をお届け致します。

    今回の記事を初めてご覧になる方は第1弾の記事をご覧いただいてから第2弾の記事をご覧頂くことをおすすめいたします。


    (最前線のクリエイターとともに、最新IEMを徹底解剖!Vol.1)

    今回は前回の企画に引き続きnishi-ken氏に加えて今回初参戦のfazerock氏と、第一線で活躍されているクリエイターのお二人をお迎えしてお送りします。
    宮地楽器からは、今回もワタクシ澤田が参戦!そしてもう一人、弊社IEM担当の小松が、製品の選定と説明をさせていただきます。


    宮地楽器:お久ぶりです!本日はご協力頂きましてありがとうございます。実際の試聴に入る前にいくつか質問をさせて頂きます。
    まず、簡単な自己紹介を頂けますか?
    nishi-ken:
    プロデューサーとして、キーボーディストとして、幅広いジャンルの制作やライブを行っています。
    fazerock:
    クラブトラックを中心に制作し、HyperJuiceというユニットでDJ活動も行っています。
    ありがとうございます。現在、作業するに当たってイヤホンを使うことってありますか?
    fazerock:
    正直、僕はないですね。基本ヘッドホンとスピーカーです。
    nishi-ken:
    最近、イヤホンを使って中域の確認をするようになりましたね。それ用にShure/SE215を使っています。
    やっぱり基本はスピーカーとヘッドホンで作業するということですが、普段使っているのはどんなものでしょうか?
    nishi-ken:
    最近はShure/SRH840を使っていますね。家で使っているGenelec/8250との相性がすごい良いんです。
    中田ヤスタカ氏も雑誌の取材で同じことを言ってましたね。
    (nishi-ken氏と中田ヤスタカ氏は同郷の友人)
    nishi-ken:
    そうそう。お互いに良いと思うヘッドホンを言い合って結果コレになった。
    それで一時期SRH840に関してザワつきましたよね。ちょっと前の機種だけど、やっぱり良いのか!?って(笑)
    へぇ〜〜(笑)
    次に、fazerock氏は普段ヘッドホンとスピーカーはどんなものを使っていますか?
    fazerock:
    「Sony/MDR-CD900ST」と、Pioneerの最近出たモデル(Pioneer/HRM-7)ですね。スピーカーは「Genelec/6010」で基本作業して、時々「Fostex/NF-01A」に切り替えています。
    NF-01Aは大ヒットした名作ですよね。自宅みたいにあまり音量の出せない環境でNF-01Aだと低域が分かりにくいような印象はありませんか?今時のジャンルには少し合わないというか。
    fazerock:
    僕の場合、低域はアナライザーとか見ながら波形でやっていることが多いので特に問題無いですね。
    なるほど。
    お二人がスピーカーとヘッドホンを使い分けるポイントはどんなタイミングでしょうか。
    fazerock:
    基本はスピーカーで作って、ミックスダウン・マスタリングの段階でヘッドホンを使うという感じですね。
    nishi-ken:
    最近ようやくモニタースピーカーの特性をつかめてきて、Genelecって中域が引っ込みがちだから、中域のチェックをイヤホン、あとはMacの内蔵スピーカーを使っていますね。空間系のチェックとかにヘッドホンを使って、ダイナミクスの狭いスピーカーでどれだけ真ん中をバランスよく取るかをMacの内蔵スピーカーとイヤホンでチェックしています。
    クリエイター側はモニター環境をしっかり整えているけど、リスナーはパソコンやスマホとかで聴く方も多いですしね。
    では本題に入りますが、ミックスや制作の現場で本気で使えるなっていうイヤホンがあったら使いますか?
    ありです。
    まず荷物減りますよね。
    nishi-ken:
    そうなりたいですね。最近、現場で修正と追加することがどんどん多くなってきてるから、モバイルセット一式てのが必需品になってるから。
    fazerock:
    ヘッドホンだと重たいし耳が痛くなる。作業中ずっとつけているわけですし。
    音が充分納得できるクオリティーなら、モニターは軽くて小さいに越したことないですもんね。
    お二方の普段のモニタリングの様子がわかったところで、実際にIEMのチェックを始めたいと思います。まずはリファレンスソングを決めて貰いましょう!
    fazerock:
    僕は「Zomboy/Like a Bitch (Kill The Noise Remix)」を選びました。
    これを選んだ理由は?
    fazerock:
    最近で一番衝撃を受けた曲で、結構前からダブステップをずっとやっているアーティストで、ギターの音だったりWobble Bassもがっつり入っている全部盛りのようなところがリファレンスに良いかなと。音圧もかなり高いですし。
    nishi-ken:
    「Two door chinema club/Changing of the seasons」でいきます。
    これを選んだ理由は?
    nishi-ken:
    2〜3年くらい前の曲なんだけど、ミックスとしてクオリティがすごい高いと思うから。
    ありがとうございます。では前置きがかなり長くなりましたが、早速実際に聞いて頂きます。前回同様に製品の価格は伏せて行います。


    今回、お二方に試聴して頂いた機種は全15機種。
    弊社小松により、比較的バランスがフラットなモデルを中心に事前に準備させていただきました。

    ・Campino Audio/CP-IE300H
    ・Fischer Amps/SYMPHONIE
    ・Fender/FXA2-Blue
    ・Fender/FXA6-Red
    ・Fender/FXA7-Gold
    ・MEE Audio/Pinnacle P1
    ・Noble Audio/Kaiser Encore Universal
    ・Noble Audio/Katana Universal
    ・Noble Audio/Sage
    ・Noble Audio/Savant Universal II
    ・qdc/2SE
    ・Trinity Audio/Sabre
    ・Rhapsodio/Galaxy
    ・Rhapsodio/Solar


    ------------------------黙々とイヤホンチェック中------------------------



    fazerock:
    NobleのKatanaってすごい名前ですね。モデルの名前で音のイメージがつきそうですよね。
    確かにそうですね。
    モニター製品のネーミングって結構重要な気がしますね。
    ------------------------黙々とイヤホンチェック中------------------------




    ------------------------チェック終了!------------------------

    比較試聴お疲れ様でした!
    制作に使えそうなものはありましたでしょうか?
    ありました!
    ではnishi-ken氏から、今回聞いて頂いた中からTOP3を教えて頂けますか?
    nishi-ken:
    俺は今回は全然悩まなかったな。「Westone/UM Pro 30」「Fischer Amps/SYMPHONIE」「Noble/Katana」が良かったですね。この3つは1〜3位の順番はほぼなく、同列に等しいですね。

    その3つを選んだポイントは?
    nishi-ken:
    どの機種にも言えるんだけど、まず同じ音量でも出力が大きい。バランスが良い。モニタースピーカーで聞いている感覚に近いという3つですね。
    あと、この3つとは別でいいなと思ったものが「Rhapsodio/Solar」。もうラージスピーカーっていう感じ。上、真ん中、下の音の出方が大きいスタジオで大きい音を出した時の印象に近かったんですよ。Rockとかすごい相性がいい気がしますね。ただ、総合的な観点でいうと、先に挙げた3つだなという感想です。
    それぞれの3つを言葉で説明すると、いかがでしょうか?
    nishi-ken:
    どれも低域の出方は似てて、上の帯域がシャリ、キリッ、チリといった差がある感じかな。ボーカル帯域もどれも綺麗ですね。「Noble/Katana」は特に横の広がりが綺麗だなと思いました。
    ありがとうございました。
    それでは、fazerock氏のTOP3をはどうでしょうか。
    fazerock:
    3位が「Fischer Amps/SYMPHONIE」単純に好みの音だったというのが理由の1つですね。高域がしっかり出ているところ、あとは装着感が一番よかったところですね。
    「Noble/Katana」を3位にするか悩んだんですが、どちらが好みかというと「Fischer Amps/SYMPHONIE」の方でした。
    Fischer Amps/SYMPHONIEの装着感が良いというのは耳につけた瞬間に言っていましたよね。
    fazerock:
    2位が「Noble Audio/Savant Universal II」。安心感がある音で、ハイも出つつ、低音も出てて、何よりバランスが良い。自分のいつも作る音に一番近いのかもしれないです。
    では、気になる1位は?
    fazerock:
    「Noble Audio/Sage」です。中音域の臨場感を一番感じました。ボーカルも綺麗に聞こえていて、リバーブの感じがわかりやすかったですね。


    fazerock氏 ”「Noble Audio/Sage」中音域の臨場感を一番感じました”

    ありがとうございました。
    では今回視聴して頂いたそれぞれの価格を発表していきますね!
    ※販売価格は掲載時点での価格です。予告無く変更になる場合があります。

    さて、今回聴いて頂いた製品は価格も様々ですが、そこも踏まえて実際に制作で使うことを考えた時に買ってもいいなと思うモデルはありますか?
    nishi-ken:
    俺は「Fischer Amps/SYMPHONIE」かなぁ。
    fazerock:
    僕の好みでは「Noble Audio/Sage」のバランスが好きなんですけど、モニタースピーカーの代わりとして考えると「Fischer Amps/SYMPHONIE」ですかね。
    「Fischer Amps/SYMPHONIE」で一致しましたね。
    fazerock:
    音も重すぎなくて、聞いていて多分疲れにくいと思います。あと本当に装着感がよかったんですよね。やっぱり作業中にずっとつけてるものだから、そういう所が重要ですよね。
    nishi-ken:
    やっぱり装着感が良かったな。
    違和感なく使えて疲れないってのがポイントなんですね。
    他には何か印象に残ったモデルはありましたか?
    fazerock:
    そういえば、FenderのIEMを聞かせてもらった時に、これってギター向け?って思ったんですけど...
    FenderのIEMは元々はAurisonicsというブランドで出ていたものだったのですが、買収されてからはFender監修の元に出されているのでギターが印象的に聞こえる音作りをしているかもしれないですね。
    nishi-ken:
    FenderはFXA7、FXA6、FXA2の3機種を聞かせてもらったんですけど、FXA2で聞いた時にギターの帯域がすごい抜けて聞こえてきたんです。多分fazeも同じように感じたと思うんですけど、これってギタリスト用なんじゃない?って思いましたね。
    値段発表もして、いろいろお話も聞かせていただきましたが、実際に高いモデルが絶対的に良いというわけではありませんでしたよね。
    nishi-ken:
    イヤホンやヘッドホンで、音楽をやっている人とやっていない人のいい音の定義って違いますよね。高域がシャリシャリしていると高域が綺麗と表現される方がいると思います。僕らはそれを上が強いなって思ってしまう。高いモデルほど上から下までダイナミクスがある曲を綺麗に鳴らしてくれるのが高いモデルなんだろうなという印象がありましたね。
    なるほど。
    ところで、今回はイヤホンの比較でしたが、ほかに何かやってみたい比較視聴の企画とかありますか?
    nishi-ken:
    さっきのモバイル環境の話かな。オーディオインターフェースで持ち運びができるコンパクトなもの。マイクプリを含めて良いものが知りたいかな。あとはMIDIキーボード。「持ち運びができる」っていうもので比較したいですね。というのも、スタジオワークにも早さが求められてきていて、外の現場で修正を求められることが多くなってきているんですよ。ノートブック、MIDIキーボード、イヤホンがあれば、その場で修正できて、クリエイターとしても楽になるかなと思います。
    その場で直せるのが一番早いですよね。
    nishi-ken:
    早いですし、説得力がありますよね。
    そしたら、次は究極のモバイル環境10製品勝負!みたいな企画でもやってみましょうか。
    それ絶対参加します!


    お二方とのクリエイター談義はまだまだ続きましたが、それはまた別の機会にお送りします。

    昨今のIEMの流行に伴ってリスナーの試聴環境が大きく変わりつつあるなかで、クリエイター側でも音を作り込む為のツールとしてIEMの必要性が高くなってきています。イヤホン=IEMを、1つのリファレンスツールとしてモニター環境を構築する中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
    宮地楽器神田店の店頭では、今回出てきたモデルを始め、常時数十種類のIEMをご試聴いただけます。

    今後はスピーカー、ヘッドホンに続く第3モニター環境として軽くてバランスの良いIEMの出番かも知れませんよね!

    nishi-ken プロフィール

    nishi-ken

    音楽プロデューサー / 作詞・作曲・編曲家 / キーボーディスト / リミキサー / シンガーソングライター
    シンセサイザーの世界に魅了され、DTMを主体とした音楽制作・LIVEを開始。
    これまでにGReeeeN、ケツメイシ、小室哲哉、SCANDAL、マオ from SID、ミオヤマザキ、中田ヤスタカ、NEWS、FLOW、伊東歌詞太郎、武藤彩未、やなぎなぎ など数々のアーティストの楽曲制作、サウンドプロデュースを手掛ける。
    また、キーボーディストとしてライヴサポート・バンドマスターを担い、“魅せる"そのスタイルは次世代キーボーディストのアイコンとして注目を浴びている。
    多彩な実力を発揮し活躍中のまさに「現在」を牽引する音楽プロデューサー。

    fazerock プロフィール

    fazerock

    1990年生まれ。2010年よりキャリアをスタート。
    !!!KYONO+DJBAKU!!!、アフィリア・サーガ・イースト、hitomi、『ROBOTICS;NOTES』など数々の楽曲をRemix。 アレンジでは、GReeeeN、でんぱ組.incなど、 他にも『超特急 - NON STOP MEGA MIX [fazerock Hyper Express Mix]』や小西彩乃(ex.東京女子流)とのフィーチャリングなどその活動は多岐に渡る。 盟友haraとのデュオ HyperJuiceでは『Mercedes-benz C-class / CLA』CM楽曲、ULTRA JAPAN出演等アクティブに活動中。
    http://fazerock.com/
    http://hyperjuice.tokyo/